DLCプロダクト

PETボトル

概要

飲料等の容器に幅広く使われているPETボトルの、内壁にDLCコーティングします。従来PETボトル化できなかった飲料に応用も可能です。

メリット

DLCのガスバリア特性により、PETボトルの酸素透過を抑えることがます。
飲料の品質劣化を抑えることはもちろんですが、飲料に酸化防止剤等の添加を低減することができ、健康のために優れた商品にすることができます。
お茶、ビール、ワイン、清酒、炭酸飲料など、PET ボトルに入れるには不向きと考えられてきた飲料にも応用が可能です。それにより、ガラス瓶、金属缶に比べ、軽い、持ち運びが楽、流通コストを低くすることができます。
昨今の健康ブームは、DLCコーティングによる添加物の削減は、広く受け入れられてゆくものと確信しております。

  • 品質劣化の原因となるガス透過を低減
  • お茶、ビール、ワイン、清酒、炭酸飲料に応用
  • ガラス瓶、金属缶に替わる軽量容器
  • 持ち運びが楽、物流コスト低減
  • リサイクル協議会の準備体制が整いました(リサイクルが可能です)。
  • FDA(米国食品医薬品局)認定。

デメリット

PETボトルの内壁にDLC膜を施すため、若干色が着きます。

 

プラスチック容器

概要

味噌・惣菜等の容器に使われているプラスチック容器の内壁にDLCコーティングします。

メリット

DLCのガスバリア特性により、プラスチック容器の酸素透過を抑えることがます。
飲料の品質劣化を抑えることはもちろんですが、食品に酸化防止剤等の添加を少なくすることができ、健康のために優れた商品にすることができます。

昨今の健康ブームは、DLCコーティングによる添加物の削減は、広く受け入れられてゆくものと確信しております。

  • 食品の劣化の原因となる酸素を遮断
  • 風味の変化の原因となる香気成分の吸着防止
  • 味噌、漬け物、温麺、冷麺、弁当、惣菜に応用
  • 品質保持期限の延長
  • 食品添加剤の使用を低減
  • 脱酸素材の使用を低減

 

フィルム

概要

食品の包装に使われているフィルムにDLCコーティングします。

メリット

DLCのガスバリア特性により、包装用フィルムの酸素透過を抑えることがます。
飲料の品質劣化を抑えることはもちろんですが、食品に酸化防止剤等の添加を少なくすることができ、健康のために優れた商品にすることができます。

  • 食品の劣化の原因となる酸素を遮断
  • 風味の変化の原因となる香気成分の吸着防止
  • 食品の包装(うめぼし等)に応用
  • 品質保持期限の延長
  • 食品添加剤の使用を低減
  • 脱酸素材の使用を低減

 

連続式DLC膜コーティング装置

特徴

  • 国内初のシール方式採用によりランニングコストが従来の1/2以下 (巻出部、巻取部真空チャンバーの外置タイプ)。
  • 樹脂フィルムの表面改質として最適(バリア性・耐摩耗性・潤滑性・抗菌性・ヤング率・防汚性・光学特性等)
  • 低温プラズマ技術の利用→母材に熱負荷を与えずに密着性の良い製膜ができる。
  • 成膜レートを自由に選べる→広範囲な膜質の制御が可能。

公開中

公開番号 特開2003-147526
「ダイヤモンドライクカーボン膜の製膜装置、製膜方法及び表面加工品」

 

実験・評価・測定器

特徴

  • PETボトル内側に膜を形成させることにより、PETボトルのガスバリア性が向上。(酸素バリア性10倍、炭酸ガス保持機能8倍程度向上)。
  • ガラス瓶・金属缶に匹敵する性能を持つ→物流コストの低減が可能。
  • 小型で取り扱いが簡単な装置。
    研究・開発・基礎実験用に最適(高分子材料表面改質)。

コーティング実験機:

  • コーティング時間を3秒~10秒に設定すれば、DLC膜がひじょうに薄くなるため、膜色がほぼ透明・無色になる。
  • DLCコーティングされたPETボトルは、従来と同じ方法でリサイクル可能
  • 高価なマイクロ波電源に代わり、安価な高周波電源を採用したため、生産機の設備投資コストの低減が可能となりました。また、真空ポンプも、高価なターボ分子ポンプに代え、ロータリーポンプで実現しました。

高分子材料(容器~フィルム)少量より短納期でDLCサンプルコーティング~酸素透過度測定(MOCON法)~密着力測定~摩擦・磨耗測定の受託サービスを受け付けております。
※量産用装置の設計・製造も承ります。