社長ブログ
WIN-WIN or No Deal
●●国に本社を置く大手国際企業のかたがお見えになる。何かご心配がおありのご様子で、「 ●●国の会社とは取り引きしないということはないか」とお尋ねになるので、「貴社には、苦い経験がある。以前別テーマで呼び出しを受け、数回に渡りいろいろ技術的なお尋ねがあったが、その後梨の礫になった」と話すと、率直にお詫びになられた。それに対して私は、「貴社以外のお会社でも、リバースエンジニアリングにつながったことや差別的契約を余儀なくされたことがあり、それらは日本企業であって、●●国の会社だから取り引きしないということではない」ことをお話し、WIN-WIN の関係を築く前提であれば、国は問わないとお伝えした。NDAを締結できると言われるので、弊社は知財命の会社なので、技術的な開示はしない。当面、ノンコンフィデンシャルで行き、出来上がったものをお見せするので、それでご評価頂きたいことで了解頂いた。うちは日本の会社であるし、取締役もほとんど日本人であるが、世界で正当な評価を得たいし、事業スピードを速めて行きたいので、そこはこだわらない。むしろこだわるべきは、WIN-WIN or No Deal という一貫した姿勢である。
今日も、とても暖かい。心にサンボマスターの応援歌できっこないをやらなくちゃのメロディが響く。